LESSON-1
ポリネシアとハワイ
【紀元後】​

ハワイアンは民俗学的な分類ではポリネシア人で日本人とルーツを同じくするモンゴロイドです。ポリネシアとは太平洋に存在する多くの島々のうちハワイ諸島とニュージーランド、イースター島の3点を結ぶ巨大な三角形の海域にある島々をさしますが、ハワイの島々へ人類が辿り着いたのは紀元後500〜700年頃と考えられています。人工的な動力が存在しなかったこの時代、ポリネシアの人々は星座や太陽と月の動きで方角を探り鳥や魚の生態を参考に何千キロもの航海を行う海洋民族だったのです。

アロハプログラムで学ぶ

ポリネシアとハワイの関係を以下の講座で学びましょう!

講座名:ポリネシア人とは  ▶︎ 読む

講座名:天地創造-クムリポ  ▶︎ 読む

えとう教授の【観光学の視点】

男性神ワケアと女性神パパが結婚して子を成すことでハワイ諸島の島々が作られた…


そんなストーリーから始まるハワイの天地創造の物語が『クムリポ』です。
ハワイ語で「生命の起源」を意味するクムリポは2000行に及ぶ叙事詩で文字を持たなかったハワイで口承によって伝えられてきました。

イザナギとイザナミの男女二神が「天の浮橋」から海をかき混ぜて矛の先から滴り落ちた潮の塊から日本が生まれた…

というのは古事記に描かれた日本神話の国生み伝説ですが、同じような伝説を持つところにハワイと日本の歴史・文化の共通性を感じます。

ところで太平洋にはポリネシア以外にミクロネシアやメラネシアが存在しますが、その意味をご存知ですか?
「ネシア」とはギリシア語で「島々」を意味し、太平洋を探検したヨーロッパ人の視点から3つのエリアが名付けられました。

「ポリ」は「多く」を意味するのでポリネシアは多数の島があるエリア。
「ミクロ」は「小さい」を意味するのでミクロネシアは小さな島があるエリア。
「メラ」は「黒い」を意味するので肌の黒い人々が住む島のエリア。
という分類です。

確かにミクロネシアのグアムやサイパンは小さな島で、メラネシアのパプアニューギニアやフィジーの人々はとても色黒です。

同じ太平洋に浮かぶ島国の日本は西洋の旅人から見て「◯◯ネシア」になるのだろう?そんな想像をしてみても面白いかもしれません。

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